明日、11月11日は中国で単身の日と呼ばれていますが、
中国のネットショップ業界だけでなく、世界中が注目する1日となる。
中国国内の会社では、
「どこのショップが安い?」
「もうカートに入れた?」
「12時になったら、即購入できるように準備完了!!」
など、お仕事中にも関わらず、にぎやかな声を耳にしていた。
さて、気になるのは、毎年大台をたたき出しているアリババグループの天猫(t-mall)。昨年は93億ドル(1兆1千4百万円)と日本国内からすると、桁違いな売上を1日にただき出しているのだが、今年はなんと100億ドル(1兆2千万円)を目標と掲げているようだ。
中国国内の買い物の祭典ともよばれるこの日を、誰よりも楽しみにしているのは、消費者もさることながら、アリババ創業者であるジャック・マー氏であろう。
2015年11月9日に出ていた中国国内の記事より:
【Yesky新闻频道消息】一年一度的双11购物狂欢节即将开启,据美国全国广播公司(NBC)报道,今年阿里巴巴在双11当天的交易额有望突破100亿美元大关。
双11(光棍节)起源于90年代的大学校园,而在2009年随着淘宝的推动,现在这一节日的意义已经离“光棍”二字越来越远,双11更大程度上成了全中国人民购物狂欢节,甚至是全球购物狂欢节。
それでは、天猫(t-mall)の特大セールに参戦する、中国の各モールの一部を紹介したい。
●天猫(T-mall)
中国国内の『巨人』とも呼ばれる、商品数も最も多い巨大モールである。
今年の売上が大変気になるところだ。
●京東(JD)
元々電化製品中心に販売していた、このモールは、配送スピードや安心・安全をウリに、商品ジャンル数を増やし、天猫に追随すべく、利用ユーザーも伸ばしている注目のモールである。
●一号店
食品や、飲料品など世界中のスーパーマーケットのようなこのモール。
毎年、まとめ売りや増量サービスなど、11月11日の特大セールに期待できる。
●唯品会
コスメや美容関連の商品を多く取り扱うモールである。
特に10代後半~30代の女性ユーザーが多い。
●苏宁易购
家電を中心に展開しているこのモール。
実際にリアル店舗も中国各地に出展しているため、モールとリアルでの販売が可能である。
高額消費の値下げに注目である。
●亚马逊(amazon)
中国国内では、天猫モール等を追随状態であるamazon。
他社と違い、書籍の販売数は群を抜いている。
中国国内では、物流や決済サービスの充実から、更にネットショップユーザーが増えている。
日本でも、これほどのネットショップ戦線を期待したい。
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執筆:
ネットショップ能力認定機構 事務局 猿楽
プリンをこよなく愛す、自称プリンアドバイザー。
2011年-2014年まで上海の通販会社に勤務。通販、店舗出店の営業・企画に従事。
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