- Home
- ラーニング・プロモーション動画, 最新情報
- これからの時代に求められる人になる!ファッションEC入門講座-第1回目-前編
これからの時代に求められる人になる!ファッションEC入門講座-第1回目-前編
- 2015/9/16
- ラーニング・プロモーション動画, 最新情報
- コメントを書く
ネットショップ能力認定機構で企画しているファッションEC入門講座を開講いたします。
第一回は「ファッションEC市場動向」と題しまして当機構事務局長の森戸が登壇いたしました。
本講座は全15回でファッションEC業界の基礎知識から実践的スキル習得を目的
としていますので、ぜひ継続的にご覧ください。
■EC市場は今後も成長する見通し。ファッションEC業界も同様。
【1.まずは確認「EC」とは?】
この講座でも使われている「EC」。「electronic commerce」の略で使われており、
日本語では「電子商取引」といいます。他にも「eコマース」、「ネットショップ」、
「ネット通販」などが同様の意味で使われることが多いです。
【2.取引の種類は?】
取引も「誰が」売って、「誰に」売るのかによって変わってきます。
本講座では基本的な以下の3つの取引について学びました。企業が政府(Government)
に何かを売る場合は「BtoG」ということもあります。
ファッションEC入門講座では「B to C」の取引に絞って学んでいきます。
【3.EC市場動向は?】
さて、EC市場っていまどのぐらいの市場規模なのでしょうか?
下記のグラフをご覧いただければわかるように、毎年成長を続けており、2014年で12.7兆円。
一部調査によると2020年には20兆円になるとも言われている日本国内では数少ない成長市場と言えます。
小売業全体では2014年の販売額は141.2兆円(※1)、
大型小売店(百貨店・スーパー)の年間販売額が20.1兆円(※1)、
コンビニ市場規模が約10.1兆円(※2)といわれており、
小売業においてECに占める割合がどんどん増えていっているのがわかりますね。
※1出典:経済産業省 商業動態統計年報(平成26年)
※2出典:日経新聞社 2014年度コンビニ調査
【4.ファッションEC業界の動向は?】
日本のファッション業界全体は緩やかに縮小傾向にあります。
ファッション関連での購入意欲が高い若年層の割合が減ってきているという
点については要因の一つしてあげられます。
出典:経済産業省
ファッション業況調査及びクールジャパンのトレンド・セッティングに関する波及効果・波及経路の定量分析 調査報告書
経済産業省の調査によるとファッションEC市場規模は2013年1.4兆円で、
2020年には2.6兆円となるといわれており、ファッション業界のなかでもECは同様に成長傾向にあります。今後ファッション業界でもリアルだけでなく、ネットで販売をする人がいるのが
「当たり前」になっていくと予想されます。