これからの時代に求められる人になる!ファッションEC入門講座-第10回目

前回はトップページを中心にお話しました。前回に引き続きウィズプランナーズ株式会社でECコンサルを務める金子洋平氏をお迎えして、ファッションECサイトを作っていく上での、商品ページを中心にお伝えします。

ネットショップで買うか買わないかは商品ページ次第

ネットショップの集客の経路は「検索」「広告」「紹介」「SNS」の4つ。ネットショップでは、多くの場合商品ページがランディングページとなります。実店舗と同じような接客ができないため、商品の説明文や写真、さらには動画を使って接客をする必要があります。

商品カテゴリについて

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ECサイトでは商品に応じて「カテゴリ」の設定をします。これはお客様が目的の商品を探しやすくするためです。ヘッダーメニューやレフトナビゲーションに設置をします。

商品一覧ページについて

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商品一覧ページです。
各カテゴリ別に一覧で商品を閲覧することができます。取り扱い商品手数に応じて1ページで表示するアイテム数などを決定します。

パンくずリストとは

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ページ上部にある、この部分をパンくずリストといいます。お客様が自分が現在サイト上のどの位置にいるのかを示すものです。ここで「トップス」のリンクを押せば「トップス」の一覧に移動することができます。ユーザビリティ向上に役立ちます。

商品詳細ページについて

商品一覧ページから、各商品をクリックした際、商品を購入することができるページです。お客様は最終的にこのページに記載されている情報のみで購入を決定するためお客様が商品に対して不明なことがないように充実した商品詳細を記入します。

商品写真について

お客様の不安や疑問をなくすため、現在のECサイトでは「商品写真」をなるべく多く掲載します。ZOZOでは各色の「モデル着用写真」「商品の細部写真」を多く掲載しています。アパレル商品の場合、モデル着用>トルソー着用>物撮り写真で売上が変わると言われています。

動画通販はじまる

今までは「写真」と「商品説明文」でお客様に商品を買って頂いていました。最近では商品説明に「動画」を使って説明をするネットショップも登場してきました。こちらは海外のベルロイというレザー小物ブランドです。

スマートフォン関連アクセサリーを販売するAppBank Storeでも各商品に対してYouTubeの関連動画という形で動画を掲載しています。写真とテキストでは訴求できない商品などに今後は動画を使う手法がはじまっています。

商品価格の表示について

消費税が8%になるタイミングでネットショップの商品価格の表示をどうすれば良いのか少し問題になりました。当初税込価格のみの表示だと価格が高く見えるということで、税抜表示のお店もありましたが、最近では基本的に税込の価格を表示しているネットショップが多くなっています。


レコメンドサービス

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商品詳細ページの下部にこのような関連商品が表示される場合があります。こちらは「レコメンドエンジン」を使った「レコメンドサービス」です。お客様の閲覧履歴や、その他のユーザーの購買履歴に基いて、関連性の高い商品を表示することでさらに追加の商品購入を促すものです。

商品写真はどのような写真が良いのか

商品写真は近年、購入後の使用したイメージが伝わる写真が多く使われるようになりました。数年前までは白抜きの無機質な商品写真が多く使われていました。SNSなどでもイメージ写真の方が好まれ、サイトの特徴を出しやすくなったためです。

商品説明文について

お客様は「商品写真」と「商品説明文」で商品を買うかを選びますので、商品の特徴などをしっかり記載します。SEOの観点からも説明文の長さは100文字以上はあった方が良いと考えます。商品のサイズ、素材、原産国などお客様が知りたい情報を掲載します。

魅力のある商品名とは

商品名はとても重要な要素です。もちろんカッコいい名前も大切ですが、分かりやすいことも重要です。【送料無料】、【受注生産】、【限定10個】、【予約】などお客様にとって大切な項目を商品名に入れることもあります。

最後にネットショップのユーザビリティとは

「ユーザビリティ」という言葉があります。ユーザビリティとは、サイト自体の使いやすさです。そしてネットショップの目的はお客様に商品を「買って」いただくことです。

そのため、ネットショップのユーザービリティとはターゲットとしているお客様が
使いやすく、迷うことなく、目的の商品を購入できるかにあります。

ネットショップをオープンする際は、ターゲットに近い方に、より多くの方に
テスト購入をしてもらい、問題がないか確認すると良いでしょう。

最後に

トップページの制作、商品ページの制作のポイントについてここまでお話をしてきました。実店舗とネットショップの購買体験の質を落とさなように、繰り返しになりますが「誰に」「何を」「どのように」届けるのかを考え続けることが大切です。

———————–

講師紹介

金子 洋平氏
1979年、宮城県石巻市出身。大学卒業後、GMOインターネットにてインターネット広告の法人営業を2年経験後、アパレル ECで独立。年商2億円弱まで自己資金で成長させる。2015年よりウィズ・プランナーズ株式会社ビジネスデベロップメント部でECコンサルを担当。
個人ブログ: http://kaneko.tv/ECzine
金子洋平のおしゃれEC通信: http://eczine.jp/author/15
ECサポーター: http://tsuhan-ec.jp/

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