- Home
- ネットショップ教材の活用, 教育機関(専門学校、大学、高校), 教育機関(専門学校、大学、高校), 最新情報
- 【今どき学生の本音】ネットショップの授業を採用いただく学校様に聞きました!(リアルレポート)
【今どき学生の本音】ネットショップの授業を採用いただく学校様に聞きました!(リアルレポート)
- 2017/4/12
- ネットショップ教材の活用, 教育機関(専門学校、大学、高校), 教育機関(専門学校、大学、高校), 最新情報
- コメントを書く
ネットショップの運営を学ぶ授業を取り入れている、福岡県の麻生専門学校グループ 麻生情報ビジネス専門学校様にご協力いただき、ネットショップ運営に関する授業を受ける学生3名に「学生視点」のネットショップ運営、将来像について話を聞きました。
【授業での取り組みについて】担当教員からのコメント
麻生の販売ビジネス科(現:経営ビジネス科)では、実践的な取り組みを重視しています。ネットビジネスをテキストで学びながら、実際のビジネスを体験させたいと考えています。そこで、ネットビジネス全体を学んでいる販売ビジネス科(現:経営ビジネス科)の学生と、HTMLやデザインを学んでいるWebクリエータ科と共同研究することによって、より実務に近い体験を学びにしています。
麻生情報ビジネス専門学校 販売ビジネス科(現:経営ビジネス科)
麻生情報ビジネス専門学校 Webクリエータ科
ネットショップの利用について
――日ごろから利用しているネットショップはありますか?
学生A,B,Cさん:Amazon、楽天市場が多いですね。
――初めてネットショップを利用したのはいつ頃か覚えていますか?
その際に注文したのはPCで?それともスマートフォンですか?
Aさん:中学1年生だったと思います。スマートフォンでした。
Bさん:覚えていないくらい昔で、PCを使いました。
Cさん:高校生くらいです。スマートフォンでした。
――不安はなかったですか?
Aさん:はじめはすごく抵抗がありました。
Bさん:ちゃんと届くか抵抗がありました。
Cさん:お金がちゃんと振り込まれているか不安でした。
――不安はあったけど、それでも購入したかったんですね?
Bさん:そうですね、不安だったけどほしい物があったから利用しました。
――ネットショップ利用時に使う決済方法はありますか?
Aさん:クレジットカードです。でもクレジットカードを持つ前は着払いを利用していました。
Bさん:着払いです。
Cさん:クレジットカードは持っていないし、銀行振込が怖いので着払いを選択しています。
――着払いが多いですね、なぜ着払いがいいのでしょう?
Cさん:銀行振込だとちゃんと振り込まれているか不安だし、振り込んだ後にもし商品が来なかったら嫌なので。
授業の取り組みの一つであるネットショップの開店について
――ネットショップを開店するまでの流れを体験したと思うのですが、何か課題はありましたか?
Aさん:0からのスタートだったので、何から始めたらいいのかわかりませんでした。
Bさん:実際に運営の話をきいても、実体験がないので結びつきませんでした。
Cさん:本当に分からないことだらけでした。
――この取り組みは学校側で決められたものですか?
Aさん:みんなで決めました。以前からネットショップに興味があり、やってみたいと思っていました。ただ、いざ始めると何から進めたらいいのか分かりませんでした…
――販売する商品はどうやって決めましたか?
Cさん:今流行っている、または流行りそうなこと、これを販売できたらいいなと思う商品やキーワードをリストアップして、それに付随する商品を選びました。
――webクリエータ科の学生と一緒にサイトを作っていると思いますが、進める上での苦労や反対に楽しさなどはありますか?
Aさん:専門的な方々にやってもらうので、こんなことあんなことも、思い描いたことが形にできるので楽しいです。
Bさん:サイト作成において、“こうしてほしい”と伝えたことが形になった時に、思い描くイメージと違うことがありました。こんな見せ方になるのか、と驚くことも多々ありました。
Cさん:ネットショップの運営について、みんな分からない状態で進めているので「どうしたい」という要望を共有することが難しかったです。
授業で使用しているネットショップ検定テキストについて
――活用できたことや、何か役に立ったことはありますか?
Aさん:やらないといけないことが分かりました。例えばオンラインモールであれば、売る側はどこまで対応したらいいのか、何を準備したらいいのかが分かりました。
Bさん:様々なグラフやデータが載っていたので、ターゲットを決めるときに役に立ちました。
Cさん:実際に運営の準備をしているときに、知らない単語がでてきたら公式テキストで意味を調べたりしました。
ネットショップの授業を通じて
――実際のところ、将来に役に立つと思いますか?
Aさん:お客様と対面販売できるお仕事がしたいので、正直なところネットショップはやらない可能性が高いけど、様々な売り方が学べてよかったです。
Bさん:ウェブ関係の会社に就職が決まったので、入社する前に基礎知識として身につけることができたと思います。
Cさん:雑貨屋になりたいという学生など、何か販売したいものがある人は、将来ネットショップを運営を行う際に役に立つと思います。
――授業を受ける前と受けた後、特に就職先の選択において何か変化はありましたか?
Aさん:就職先としては対面対応できるお仕事しか考えていないので、就職先に変化はありませんでしたが、ネットショップに対する価値観が変わりました。授業を受ける前は注文して偽物が来たらとか、商品が来なかったらどうしようと思っていましたが、信頼できる良いお店が沢山あること、運営側にも様々な努力があることを知りました。
Bさん:CtoCのネットショップに興味を持つようになって、その業界で働いてみたいと思うようになりました。
Cさん:カスタマーセンターなどCMS関係のサービスを展開する会社のオペレーターとして入社が決まりました。ただこの授業を通じて様々な業務やサービスを知ることで、企画やクライアントの対応を行う他の部署にも興味を持つようになりました。
――ありがとうございました。
学校法人麻生塾は、福岡県内に79学科133コースを設置する全13校の総合専門学校グループです。その中で「IT・ビジネス」分野の学科を担当しているのが麻生情報ビジネス専門学校です。本校では、専門教育だけでなく、志と感謝心をもって行動できる人材(グローバルシティズン)教育に力を注いでいます。学んだ専門知識を最大限発揮するため、継続的かつ多角的にマナーの重要性や協働精神、また相乗効果を生み出す組織力など、社会人予備軍としての学校生活の中で学んでいます。