これからの時代に求められる人になる!ファッションEC入門講座-第5回目-後編

前編では、Factelier(ファクトリエ)を運営している山田敏夫氏に、「日本のものづくりの現場から世界ブランドを作る」という信念のもと、ビジョンや想いの大切さをお話いただきました。
そんな山田氏が「ブランド」を作り上げるまでにどのような歩みを行ってきたか、続きをお話いただきます。

消えゆく街の力

3大都市圏以外の人口は激減していくと言われています。

日本の国土の6割が過疎地域で、関西、関東、中部の人たち以外の地域は、過疎化が進んで自分たちの故郷がなくなる可能性があります。

世界に誇れる技術を持っている工場の多くが、過疎が進んでいる地域にあります。
こういった消えゆく町がもっている力を、継承できないのはもったいない。だからこそ、私は全国の工場を巡り、インターネットで販売を行うことで、商品に込めた優れた技術を、代わりに届けるお手伝いを行っています。

今私は、1か月の半分は工場に行っています。
工場には場所が必要なため、場所が確保しやすい県庁所在地から1-2時間離れた場所にあります。これまで400工場へ訪問して、30工場と提携しています。

全ての工場が「Made in Japan」の品質に合致する訳ではなく、量販店向けの工場もあれば、世界の有名ブランドの製造を担っている工場もあります。

ビジネスの難しいところは、ビジネスではすべての人をハッピーにすることはできず、共に戦っていける人を選ぶしかないところにあります。ファクトリエでは世界に通用する技術をもった、これから戦っていきたいという工場と提携を進めています。

世界に通用する技術のある工場の情報というのはインターネットではなかなか見つかりません。それはOEMで受託をしていて製造しているブランド名を表に出せない事情があったり、そもそもホームページをもっていないからでもあります。

つい先日和歌山へ出張にいったときも、夜行バスで和歌山まで行き、現地に着いたらタウンページを見て、電話をかけるという泥臭いことをやっていました。こういったインターネットには出ていない工場の情報をファクトリエがもっているというのが強みであり、一番人がやりたくないことをやり続けるのが競合優位性となっています。

いまは締結している30工場の多くは、人口10万人以下の小さな町でやっています。工場を残すことで工場のある町の産業をもう一度復活させたいという想いがあります。
なので、すべての商品に「Factelier(ファクトリエ)by工場名」」というのが書いてあります。

地元に誇りを

ファクトリエでは、テレビに取り上げられること以上に、地元の新聞に大きく取り上げられることを大切にしています。
なぜかというと、地元の新聞の一面に取り上げられると「工場で働いている両親がかっこいい!」となったり、「自分たちの町にすごい技術があったんだ」と気づく機会になったりして、新たな交流が生まれ始めるきっかけとなるからです。

こういった取り組みもあって、地元の工場で働く若い人たちが増えています。
それは地元の有力な新聞に取り上げられることがきっかけであったり、自分たちの工場の名前がついた商品がお客様の手元にとどくことがなによりも嬉しくやりがいを感じるからでもあります。

また、地元の子たちが地元で働くだけでなく、ファクトリエの工場ツアー通して、都市圏にいる人たちも地方の工場にいき、工場で交流を深め、工場で働く楽しみを覚えてもらっています。
工場ツアーの動画
たとえば北上のツアーの例をあげると、北上市に30人もの人がきて駅長さんもびっくりしていました。

このとき北上市がバスを出すなどの協力をしてくれました。北上市がなぜ協力してくれたのかというと、工場ツアーにより人がきます。
人が来るとお昼ご飯であったり、帰りに温泉を寄ったりなど街にお金が落ちるためです。

工場ツアーを開始

ファクトリエと提携した工場は儲かるようになります。
これまでアパレル業界では、値段を発注元が決めていましたが、ファクトリエでは工場に自らが適正な利益を確保できる値段を決めてもらっているからです。

儲かってくると人の採用を検討するようになります。
当初はなかなか人は集まってきませんでしたが、地元のメディアに取り上げられることによって徐々に採用ができてくるようになりました。

しかし、すべてうまくいくわけではありません。4月から新しく工場に働き始めた人たちが、秋以降になると一気にやめるということが以前ありました。

ブランドを作るという響きはいいのですが、実際にやる作業というのは重労働であり、工場の人員は減っていて敷地の半分以上使っていなく電気代もかさむため夏場はクーラーもつけられず厳しい労働環境です。最終的に自分たちの仕事が誰の役に立っているのかわからなくなっていて辞めていくということでした。

工場ツアーをはじめたきっかけ

工場で働く人たちがお客様と交流することで、誰の役に立っているのかを気づいてもらうことでした。

工場ツアーの最後に寄せ書きをお客様に書いてもらっていてとても工場の人を元気付けてくれています。なぜなら、寄せ書きにはお客様の商品にまつわるストーリーがかかれていて
自分たちの作っている商品たちが、「誰かの大切に思い出になりうる」ということが実感できるからです。ファストファッションは誰かの思い出になれない。高級ブランドであったり、作り手の想いのこもった商品でないと誰かの大切な思い出を受け止める器になれないんです。そのことに気づいて何の役に立っているのか、誰の役に立っているのかというのがわかると離職率がぐっと下がりました。

いま、銀座に40坪のショールームがあります。工場ツアーを通して気づいたことのひとつとして、工場の人とお客様の交流をもっともっとする必要があるということです。
毎月1回工場の人を銀座のショールームに呼んでふれあいのコミュニティーの場として様々なイベントを実施しています。
イベントを通じて、工場のこだわりや、商品がどういうふうに作られているのかなど知ることができ、工場の人とお客様が交流する機会を設けています。

Made in Japanの衣食住のメーカーは衣(アパレル)だけでなく、食や住の分野も厳しい状況にあります。なので、地ビールや日本酒の酒蔵を巻き込んで、月の1回は工場のイベント、月の1回は異業種のイベントをやって、衣食住の工場とふれあいの機会をつくっています。

大切なのは職人としての誇りを尊重して継続する仕組みを作るということです。
継続する仕組みというのは、
1.工場直販で工場が儲かる仕組みを作る
2.工場で働きたいと思ってくれる人を増やすためにブランド化をする
3.働き続けてもらうために工場ツアーを実施する
4.工場ツアーにいけないお客様との交流の場を銀座に設ける
というのをひとつひとつ丁寧につくっています。

gucci

ブランドを作るためには最低100年かかります。
グッチも100年経っていますし、バカラにいたっては500年も歴史がある

私は第一走者であり、三代目でやっと100年を迎えているでしょう。第一走者としてのどこまで達成すべきか?という目標は置いています。

ブランドの価値を高める

おかげさまで伊勢丹新宿本店でのポップストアのお仕事をいただくことができたり、阪急メンズ東京ではセミナーを実施できたり、Forbesでは新ブランドの旗手として取り上げていただくことができるようになりました。

特に伊勢丹新宿本店でのポップストアでは、高級ブランドと同じ階に出店させていただきました。
自分たちの工場名と高級ブランドがおなじフロアに並んでいるということで、とても工場の人達に喜んでいただけました。

世界ブランドへの道

いまファクトリエは150カ国からアクセスがあります。

日本人が、「Made in Italy」「Made in France」が好きなように、Made in Japanも世界では同等の扱いを受けています。

世界中から「Made in Japan」のクオリティは求められていて世界中で評価されると私は信じています。

2015年8月から海外展開をはじめてすでに34カ国から購入をされていて、今年中に100カ国を目指しています。
「Made in Japan」といえばファクトリエといわれる時代はもうすぐ近くにあると思っています。

2020年の東京オリンピックの選手団のユニフォームをファクトリエで作ること、2020年のモノづくりに携わる就労人口を100万人というのを当面の大きな目標としています。

ビジョン達成に必要な儲かり続けるということ

儲かるということはとても大切で、儲からなかったからいま日本の工場は20年前の10分の1になったわけです。これまでパートナーの工場は下請け体質になっていて、仕事が来なくなる恐怖から赤字の仕事も受注をしていて、20年間工場が稼働しているのに赤字という工場も少なくありませんでした。

ファクトリエはマーケティング志向の企業ではなく、のれん型の企業です。のれん型はお客様を選ばせてもらっていて、
以下の3つの条件をお客様に課しています。

・返品不可
・送料は顧客負担
・発送は即日ではなく1週間後

お客様を選ぶのには理由があります。

私が幼いころ実家の衣料店の手伝いをしていたころ、小売ってしんどい割りになんで儲からないんだろうと思っていました。製造部門は儲かっているだろうとおもって大人になって製造の現場にいくと製造業も儲かっていませんでした。一方で商社は過去最高益を出している。こういったビジネスのあり方を変えないとものづくりは無くなってしまいます。

小売業にしても、日本では毎年40億着つくって、7割の27億廃棄されており消費というあり方を変えていかないといけない。1着あたりの値段は高くても、長く使えるいいものを着て、気分良く暮らしていくほうが幸せじゃないかと私たちは考えています。

こういった価値を伝えて考え方に賛同してくれる方をファクトリエではお客様としていて、お客様は理解者であり、同士であると考えているためです。

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ライフスタイルアクセント株式会社
代表取締役社長
山田敏夫(やまだ としお)

1982年熊本県生まれ。創業約100年の老舗婦人服店の家で育ち、 大学在学中にフランスに留学し、Gucciパリ店に勤務。 2006年にソフトバンク・ヒューマンキャピタルに入社し、 「ITメディア」や「イーキャリア」の営業職として4年間勤務。 最年少でメディア事業本部営業マネジャーになるも退職し、 当時、東京ガールズコレクションの公式通販サイトを運営する「fashionwalker.com」に入社 。最先端のファッションビジネスを経験した後、 2012年にライフスタイルアクセント株式会社を設立。 日本初のファクトリー直販ブランド「Factelier(ファクトリエ)」をオープンした。

【限定30名】「新規事業企画・立上げを加速する手法を学ぶ」実践型新規事業創出セミナー

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ネットショップを立ち上げたい方に、おすすめのセミナーです。

このセミナーでは、
最新のイノベーション創出手法(デザインシンキング)とどんな会社でも始められる最新の新規事業開発の取組手法を学びます。

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ご参加:下記URLよりお申込みください。
http://gob-ip.net/event/002
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▶▶▶ プログラム

新規事業創出で有名なシリコンバレーで多くの起業家が身に着けているイノベーターの思考法(デザインシンキング)と、日経新聞でも紹介された最新の新規事業創出の取り組みを実践形式で学びます。

【プログラム1:イノベーション創出の思考法とは】
イノベーティブなアイデアを出すスキル・方法論を理解する
・イノベーターの課題発見の方法とは?
・課題を解決するアイデア出しの方法とは?

【プログラム2:ワークショップ】
実際のテーマに対し、デザインシンキングを実践する。GOB のコンサルタントを交えたワークショップ形式で実施

【プログラム3:イノベーション創出の新しい取組の紹介】
GOBーIP の最新の取組事例をもとに、中堅・中小企業の最新のイノベーション創出の取組を紹介

【プログラム4:交流会】
参加者、GOB-IPの関係者での懇親会を通じ、各々のネクストアクションを創出

▶▶▶ 受講をお勧めしたい方

● 社内で新規事業を検討するリソースや人材がおらず困っている方
● 社外の知見を活用して新規事業を立ち上げたい方
● アイデアはあるが一緒に検討する相手がおらず行き詰っている方
● 新しいアイデアが生まれてくる企業・人材に会社を変えていきたい方

▶▶▶ 講師紹介
山口 高弘 / GOB Incubation Partners 代表取締役

元プロスポーツ選手、19 歳で不動産会社を起業、3 年後に事業を売却。直後に旅行事業を立ち上げ2年後に売却と、連続的に事業を 創造。現在は独立起業支援インキュベータ。企業内起業においても多くの事業立ち上げ、企業の新商品、サービス、事業開発に携わる。 2014 年、GOB-IP を創業し、現在に至る。主に 0 → 1 および 1 → 10 フェーズでのインキュベーション実績が豊富。アパレルメーカー の新ブランド開発 ( 同種カテゴリーで過去最高の売上を記録 )、国内最大級情報メディアプラットフォーム戦略アドバイザー、売上約 100 億円インターネットベンチャー経営者への事業スーパーバイズなど。GOBIP では主に若い世代がイノベーションに挑戦するための マインドセット創り、事業化支援、キャンプ等を実施している。前職の野村総合研究所ではビジネス・イノベーション室長として主に イノベーション創出をテーマに新規事業開発支援を展開。

若松 誉典 / GOB Incubation Partners 取締役

慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、東京海上火災保険株式会社を経て、アドバンテッジリスクマネジメントに参画。同社にて、東 京海上グループとの共同事業(企業向けのメンタルヘルスケアサービス)等の新規事業立ち上げ、各事業の中長期戦略立案に携わる。 また、同社 IPO 時の主要メンバーとして、ベンチャーの IPO プロセスを経験。その後、コンサルティング業界に移り、アクセンチュ ア(戦略)、エム・アイ・パートナーズ等で、新興企業や農業・環境等の新しい課題領域における大手企業 / 自治体のプロジェクトを 担当。コンサルティング業務と並行し、大学生・中高生向けの課題解決型学習プログラム(インターンシップ等)の開発にも携わる。

▶▶▶ 開催概要

日程:
12/9(水)13:00−18:00

場所:東京都港区西新橋1−10−2 住友生命西新橋ビル5階
株式会社Eストアー セミナールーム

参加費: 5000円(お支払方法:当日、受付にてお支払いください。)

主催:GOB-IP JASISA
協力:株式会社Eストアー、ビジップ株式会社、
   一般財団法人ネットショップ能力認定機構
   NPO法人学生ネットワークWAN

ご参加:下記URLよりお申込みください。
http://gob-ip.net/event/002

これからの時代に求められる人になる!ファッションEC入門講座-第5回目-前編

「日本って本物のブランドがないね」と、パリ留学時にグッチの同僚に言われた言葉がきっかけで「日本のものづくりの現場から世界ブランドを作る」という決意を持ち、現在もビジョン達成に向けて突き進んでいるFactelier(ファクトリエ)を運営している山田敏夫氏に、講義をしていただきました。

fakutrieni

ファクトリエは、アパレル工場(作り手)と消費者(使い手)を直接つなげる、日本初のアパレル工場オリジナル商品専門の、ファッションブランドです。世界最高水準の技術を持つ日本のアパレル工場と、直接提携し、主にネット通販で販売しています。

他の通販と異なる点は、すべての商品の生産過程が分かる動画を作成し、商品のこだわりが伝わるよう工夫をしています。

このような動画のコンテンツは、雑誌などと異なり、何回閲覧しても消費されず、
世界中の人たちへ映像のみで伝わるところに、インターネットを活用した動画コンテンツの、最大のメリットがあると考えています。

いかに早く目的のページに辿り着き、購入していただけるかが、ネットショップでは大切と言われることがあります。
ですが、ファクトリエのサイトでは、「様々な商品ページ、様々な生産過程の動画を見てもらい、じっくり良さを理解してもらって、購入に至ってほしい」という思いがあるため、購入までに多くのページを見ていただけるよう工夫しています。

ファクトリエは、工場とお客様を直接繋ぐことで、中間業者を除く事が可能となり、基本的にはインターネットで販売しています。
図

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日本のアパレル業界は20年前の10分の1の規模になっています。
「Made in Japan」をもう一度復活させることが、いま私がファクトリエで行っていることです。熊本で生まれて、創業100年の婦人服店に生まれ、1階が店舗、2階が住居という環境で育ちました。20歳のころに転機があり、グッチのパリ店で勤務していました。

「日本って本物のブランドがないよね」と同僚に言われました。

グッチやエルメスなどは工房から生まれたブランド、すなわち「モノづくりの現場から生まれたブランド」であり、日本の有名なブランドはデザイン、マーケティング、セールスから生まれたブランドがほとんどで、モノづくりの現場から生まれたものがないと言われました。

この経験を機に、日本からものづくりの世界ブランドを作ることを決意します。

在庫を抱えることからはじまった起業

会社を創ったのは2012年です。当時日本で始まったばかりのクラウドファンディングに挑戦し、114万円の支援金が集まり、約100枚のシャツが売ることができました。

しかしながら、初回の生産ロットは400枚で、まだ売れていない300枚のシャツ代金を、支払わないといけない状況に追い込まれました。
当時は「ファクトリエ」という知名度もなく、楽天やAmazonに出店もしていなかったため、検索から購入に至る事は、ほぼありませんでした。

なので、行商のようにトランクにシャツを詰め込んで、シャツを使うことが多いホテルやタクシー会社などに営業をしたり、会社の人事や総務の方へ連絡をして、着こなしセミナーを無料で実施させていただき、知名度を少しずつあげることに努めました。ありがたいことに、そのセミナーで購入していただける方も増え始め、徐々に残りのシャツも売れていき、なんとか支払いに間に合いました。

このように地道ながらに、消費者にファクトリエの商品を届けることができ、ひとつずつ信頼を獲得していきました。
kyuokan
想いを持っている人が、どのように想いを実現しているのか?
実はそこに実現のハードルが無いということを、ここではお伝えします。

仲間

ファクトリエは中間業者を無くして工場とお客様を直接つなぐお手伝いをしています。言い換えると、中間業者が担っているそれぞれの役割を自分たちでやらないといけません。

当時はファクトリエは自分一人。やるべき業務はたくさんある状況です。そんな中、手紙であったり、TwitterやFacebook、メールなどで連絡をくれて、
それぞれのスペシャリストたちが奇跡的に集まってくれました。集まってくれたメンバーは平日の夜や週末に当時の青山のオフィスに集まって、ボランティアで仕事を手伝ってくれました。

「日本から世界ブランドをつくる」という理念を持ち、一つの事例をつくることで日本のものづくりが大きく変わると信じ、成功事例をつくるために必死に頑張っていました。こういう想いのある事業だったからこそ、仲間が集まってきたのだと思います。この「やりたい気持ち」の沸点を超えてできた事業というのは、どんな困難に直面をしても壁を壁だと思いません。

東京都創業支援事業の一環で起業を目指す方のメンターをやることが多いのですが沸点を超えている事業かどうか?というのをこれから起業をする人たちには聞いています。
起業することやお金儲けが目的となったらこの事業には共感は生まれません。腹の底からやりたいことをやれば共感が生まれて人が自然と集まってきます。

お客様

ファクトリエのお客様には各業界の著名人含め様々な方がいらっしゃいます。私自身、ファクトリエをはじめたころは、こういった方たちとの人脈はありませんでした。そこで何をしたのかというと、会いたい人たちに手紙を書き始めました。

返事が来なかった理由を自分なりに考えて、会いたい人には返事が来るまで書くというのを徹底することで切り開いていきました。いまファクトリエにいる学生インターンのメンバーは、私のこういう姿を見ているので、会えない人はいないし、できないこともないと思っています。なので自分で限界を作らずに、会いたい人がいたら手紙を当然のように書いてコンタクトをとっています。

そして、こういった著名な人達と会っても、私自身はビジョン達成のために「沸点」を超えているので、社会的な地位などを気にせずに、対等にコミュニケーションをとり、自分たちが実現したい世界について語ることができます。

社会

「語れるもので日々を豊かに」というのが私たちの理念です。
「日本から世界ブランドを作る」というのが私たちのビジョンです。

ビジョンは行き着く先、であり、
理念はビジョンを実現するための歩み方です。

「世界ブランド」を作るといった場合に、いま世界で有名なファストファッションブランドらしい歩み方もありますが、ファクトリエでは「語れるもので日々を豊かに」という道を歩んで、頂点のビジョンを目指しています。

ファクトリエでは、この歩み方を徹底しています。また行動指針が5つあって、スタッフはみんな言えるようになっています。

山田氏が会社を生み出したきっかけ、信念、ビジョンを熱く語っていただきました。
後編では、「ブランド」になるまでにどのような歩みを行ってきたか、
お話いただきます。

お楽しみに。

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ライフスタイルアクセント株式会社
代表取締役社長
山田敏夫(やまだ としお)

1982年熊本県生まれ。創業約100年の老舗婦人服店の家で育ち、 大学在学中にフランスに留学し、Gucciパリ店に勤務。 2006年にソフトバンク・ヒューマンキャピタルに入社し、 「ITメディア」や「イーキャリア」の営業職として4年間勤務。 最年少でメディア事業本部営業マネジャーになるも退職し、 当時、東京ガールズコレクションの公式通販サイトを運営する「fashionwalker.com」に入社 。最先端のファッションビジネスを経験した後、 2012年にライフスタイルアクセント株式会社を設立。 日本初のファクトリー直販ブランド「Factelier(ファクトリエ)」をオープンした。

【速報】アリババグループ 2015年11/11のネットショップ売上目標額は100億ドル突破!

明日、11月11日は中国で単身の日と呼ばれていますが、
中国のネットショップ業界だけでなく、世界中が注目する1日となる。

中国国内の会社では、
「どこのショップが安い?」
「もうカートに入れた?」
「12時になったら、即購入できるように準備完了!!」
など、お仕事中にも関わらず、にぎやかな声を耳にしていた。

さて、気になるのは、毎年大台をたたき出しているアリババグループの天猫(t-mall)。昨年は93億ドル(1兆1千4百万円)と日本国内からすると、桁違いな売上を1日にただき出しているのだが、今年はなんと100億ドル(1兆2千万円)を目標と掲げているようだ。

中国国内の買い物の祭典ともよばれるこの日を、誰よりも楽しみにしているのは、消費者もさることながら、アリババ創業者であるジャック・マー氏であろう。
2015年11月9日に出ていた中国国内の記事より:
【Yesky新闻频道消息】一年一度的双11购物狂欢节即将开启,据美国全国广播公司(NBC)报道,今年阿里巴巴在双11当天的交易额有望突破100亿美元大关。
双11(光棍节)起源于90年代的大学校园,而在2009年随着淘宝的推动,现在这一节日的意义已经离“光棍”二字越来越远,双11更大程度上成了全中国人民购物狂欢节,甚至是全球购物狂欢节。

それでは、天猫(t-mall)の特大セールに参戦する、中国の各モールの一部を紹介したい。

天猫(T-mall)
中国国内の『巨人』とも呼ばれる、商品数も最も多い巨大モールである。
今年の売上が大変気になるところだ。
tmall

京東(JD)
元々電化製品中心に販売していた、このモールは、配送スピードや安心・安全をウリに、商品ジャンル数を増やし、天猫に追随すべく、利用ユーザーも伸ばしている注目のモールである。
JD
一号店
食品や、飲料品など世界中のスーパーマーケットのようなこのモール。
毎年、まとめ売りや増量サービスなど、11月11日の特大セールに期待できる。
一号店
唯品会
コスメや美容関連の商品を多く取り扱うモールである。
特に10代後半~30代の女性ユーザーが多い。
yuiitu
苏宁易购
家電を中心に展開しているこのモール。
実際にリアル店舗も中国各地に出展しているため、モールとリアルでの販売が可能である。
高額消費の値下げに注目である。
sunin
亚马逊(amazon)
中国国内では、天猫モール等を追随状態であるamazon。
他社と違い、書籍の販売数は群を抜いている。
あまぞn
中国国内では、物流や決済サービスの充実から、更にネットショップユーザーが増えている。
日本でも、これほどのネットショップ戦線を期待したい。

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執筆:
ネットショップ能力認定機構 事務局 猿楽

プリンをこよなく愛す、自称プリンアドバイザー。
2011年-2014年まで上海の通販会社に勤務。通販、店舗出店の営業・企画に従事。
ネットショップに関連する、気になる「アレコレ」を、
様々な情報を抜粋して、ご紹介いたします。

ついに解禁!ここでしか聞けない、通販業界の裏側【大暴露セミナー】

きたる11月27日、メディア、ECカート、WEB広告、人材育成など今までにない通販市場の「裏話」を、業界の先駆者である登壇者が一挙大公開!
きっとあなたの通販運営に役立つリアルな「ネタ」が満載!

<セミナープログラム>豪華4本立てです!
1、RKB毎日放送株式会社
メディア事業局メディア事業部 チーフプロデューサー 池田 浩氏

【TVマンが明かす、『常識にとらわれないTVの活用方法』】
~誰も教えてくれない、TVのリーズナブルな使い方を教えます

2、GMOメイクショップ株式会社
師橋 淳一氏

【「やってみなきゃわからなかった」ネットショップの失敗事例から考える、
失敗しないネットショップ開店】
~世界で15万、国内22,000店舗のオフィシャルネットショップの裏側で採用されているMakeShopがお伝えする、失敗事例とは。巷の成功事例にさらに突っ込みたい方、新しくネットショップを考えているけど、失敗できない企業担当者向けのセクションです。

3、ソウルドアウト株式会社
九州営業部部長 西岡 寿氏

【WEB広告代理店の「上手」な使い方教えます】
~世の中には、星の数ほどのWEB広告代理店があるけれど、一体どこと付き合えば良いのだろうか?そんな担当者様のお困りを解消します!ぶっちゃけな耳より情報いかがです?

4、一般財団法人ネットショップ能力認定機構
理事 事務局長 森戸 裕一氏

【2020年がやってくる!「EC×人材」「EC×地方」で見る新しい働き方とは】
~「地方創生」「女性活躍促進」が叫ばれる中、東京オリンピックがある2020年前後で、人々の働き方が大きく変わる事が予想されます。日常となった「EC」は今後「人材」「地方」にどのような影響を与えるのか、ネットショップ能力認定機構 事務局長が語る未来とは。

<セミナー詳細>
日時:2015年11月27日(金)14~17時(13時30分受付開始)
場所:RKB毎日放送株式会社 7階 大会議室
福岡市早良区百道浜2丁目3番8号
西鉄バス:博物館南口徒歩5分/博物館北口徒歩3分/福岡タワー南口徒歩2分
定員:50名
参加対象者:通販事業者様に限らせていただきます。
参加料:無料
担当:猿楽(さるがく)

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